
漆芸と音楽のコラボイベントが6月30日、高松のイベントスペース「燦(さん)庫」と同ビル地下のライブハウス「TOONICE」(以上、高松市亀井町)で開かれる。
香川漆芸の技法を使った漆ギターシリーズ「Snoto(サノート)」を中心に据える同イベント。サノートは香川の漆芸職人やギター職人、音楽家がコラボして制作している。
当日は「TOOLS」と題し、「燦庫」で漆ギターやギターの制作を手がけた漆芸工房「さぬきうるしSinra(シンラ)」の作品、ギター工房「FuriousNoteGuitar」によるギターパーツなどを展示販売する。「TOONICE」では、香川在住で「BLANKEY JET CITY」「ROSSO」などの音楽バンドで活動したベーシスト・照井利幸さんが漆塗りベースを使って演奏するライブ「With the BASS」を開く。
「Sinra」を運営する松本光太さんは「音楽を入り口として、これまで自分たちがやってきたことを紹介する展示になっている。照井さんの演奏で『サヌキノオト』とともに香川漆芸を知るきっかけとなれば」と話す。
展示会「TOOLS」の開催時間は15時~22時。観覧無料。ライブ「With the BASS」は19時30分開演(19時開場)。料金は4,500円(前売り4,000円)。申し込みはTOONICEが電話(TEL 087-802-1069)で受け付ける。